転勤
転勤の送別会の要
会社や事務所などの職場の場合、転勤される方の送別会がよく行われます。
転勤と一言に言っても、同一企業内の事業所間の異動、在籍出向、転籍出向などさまざまです。
そこでこのページでは、送別会の挨拶について転勤者の方用と送る側の方用の文例を紹介させていただきます。
【尚、転勤以外の方はコチラ↓】
定年退職の場合の挨拶
結婚退職(寿退社)の場合の挨拶
中途退職・転職の場合の挨拶
恩師の退官・退職の場合の挨拶
卒業の場合の挨拶
送別会の挨拶 転勤の場合
【ポイント】
- ・転勤される方に対し、感謝の気持ちとエールを贈ります。
- ・主役と最も関わりが多かった人物、または上司、主役の仕事を引き継ぐ人が望ましいです。
送る側の送別会の挨拶(転勤)の文例
この◯年間、◯◯支社で頑張ったきてくれた◯◯君が、この度、本社に転勤することになりました。
今までの実績が高く評価されての栄転であり、大変おめでたいことであります。
◯◯君は入社以来、常に一生懸命まじめに仕事をきっちりこなし、顧客からも高い評価を得ていました。
とくに◯年目以降、経験と知識も備わってさらに活躍しだし、私も個人的に◯◯くんの将来を楽しみに注目していました。
正直なところ、手放したくないという思いが強いのですが、○○君自身のさらなる飛躍を考えれば今回の転勤はやむお得ません。
ここは笑顔で見送りたいと思います。
○○君の本社での活躍を心から応援しています。
新しい環境に慣れるまで大変だと思いますが、体にだけは気をつけてがんばってください。
いつかまた一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
【文章構成】
主役の言葉(転勤される方の挨拶)
転勤の送別会の要
【ポイント】
- ・これまでを振り返り、感謝の気持ちと今後の抱負を述べる。
- ・あまりダラダラと長くなりすぎないように注意。
目安として長過ぎず短すぎない3分程度でまとめましょう。
主役の送別会の挨拶(転勤)の文例
本日は私のためにこのような立派な会を開いていただき、誠にありがとうございます。
また先程は支店長をはじめ皆様からあたたかいお言葉を頂き、感謝の気持ちでいっぱいです。
ご紹介いただきましたとおり、私こと◯◯◯◯は、このたび、○月○日付けで○○支店に異動することになりました。
こちらで過ごした◯年間はあたたかい仲間と、やりがいのある仕事に恵まれ、今思うと本当にあっという間でした。
このような職場と巡り合えたことは、私にとって最高の幸せであったと感慨を新たにしております。
たくさんの方に助けていただいて、「一つ一つの仕事に真剣に向かい一生懸命取り組んだ」という満足感がある一方で、まだまだやり残したことがあるような気がしてなりません。
これから赴任する○○市は、○○が有名であり、魚介類がおいしいところと聞いています。
またうまい酒が飲めそうだと今から楽しみにしています。
出張や旅行でご当地に行かれることがありましたら、ぜひともご一報下さい。
これからは、ここで培った◯年間を大切に、さらに自分を磨いて、存分に力を発揮して参りたいと思います。
支店長をはじめ、皆さんには、本当にお世話になりました。
部署(支社)は変わりますが同じ会社の中ですから何かとお世話になることもあると思います。
どうぞこれまでと同様に、機会あるごとにお付き合いを賜りたくお願い申し上げます。
最後に、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしまして、簡単ながら、御礼のあいさつといたします。長い間、本当にありがとうございました。
【文章構成】
- (1)まず、送別会を開いてくれた事への感謝の気持ちを伝える。
- 【例文】本日は私のためにこのような会を開いていただき本当にありがとうございます。
- (2)自分が転勤した(する)旨を伝えます。
- 【例文】私◯◯は、この度○月△日をもちまして、○◯支社へ転勤いたしました(いたします)。
- (3)振り返り、印象に残っている思い出などを話します。
- 【例文】この○○年を振り返ると、一番心に残っているのは
- (4)転勤に際しての在職中にお世話になった事への感謝の気持ち。
- 【例文】皆さんに支えられて今日までやってこられました。皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。
- (5)転勤後の抱負について話します。
- 【例文】◯◯支社にいっても、一つ一つの仕事を一生懸命取り組みたいと思っています。
- (6)最後にお礼をもう一度して挨拶を終わります。
- 【例文】今日は本当にありがとうございました。今後も変わらぬご指導のほど、よろしくお願い申し上げます。